テザー問題を巡って騒動を起こしている暗号資産取引所・Bitfinexが、以前から噂されていた取引所トークンのイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)を実際に行うことを発表しました。

IEOで販売されるトークンは「LEO」と名付けられており、「取引所ユーティリティトークン」としてBitfinex上での各種商品のトレードや資産の預入・引出しにかかる手数料の割引に利用できるとされています。

通常IEOでは、自社の取引所トークンを支払い通貨として外部プロジェクトのトークンを販売するケースが大概ですが、今回は取引所トークンを「1LEO = 1USDT」で販売する形となっています。

BitFinexはLEOのトークンセールに伴いホワイトペーパーを公開した。

LEOの供給額は10億枚(=10億USDT相当)となっており、5月11日まで実施されるプライベートセールでほとんどを販売するのがBitfinexの狙いのようです。ホワイトペーパーには米国が販売対象となっていないことが特筆されています。

売り余ったトークンはLEO発行母体およびBitfinex親会社であるiFinexの裁量で再販売される可能性があるとされています。

また、iFinexは自社収益およびCrypto Capital・Bitfinexハッキング事件から回復された資金でLEOを買い戻していくともしています。

記事ソース: LEO ホワイトペーパー

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