米大手仮想通貨取引所のCoinbaseが、同社発行の米ドル連動型ステーブルコイン・USD Coin($USDC)を新たに50ヶ国で展開すると発表しました。
USDCが計85ヶ国で取引可能に
Coinbaseは14日にUSDCの取引ペアの対応地域を拡大し、合計85ヶ国で提供を行うと発表しました。
同社はグローバル展開に力を入れており、今年4月には南アメリカおよび東南アジアを中心に11ヶ国を新たにサービス提供地域に追加しました。
Coinbaseが新たに11ヶ国でのサービス提供開始を発表 ー CRYPTO TIMES
今回追加されたのはカリブ海地域、南アメリカ、アフリカ、中央アジアの50ヶ国となっており、Coinbaseは計103ヶ国でサービスを提供することになります。
Coinbaseは、USDCはグローバルな取引を可能にするものであるほか、アルゼンチンやウズベキスタンなどインフレ率が極端に高い地域でハイパーインフレから身を守る手段でもあると説明しています。
「世界中からより多くの人々が我々の信頼できるプラットフォーム上で仮想通貨取引を行うのを歓迎します。これは仮想通貨のグローバルな普及を推進し、USDCは安定した価値の保存を提供します。」
NY州でXRPの取り扱いを開始
同社はニューヨーク州のユーザーに対してRipple($XRP)の取引を提供開始したこともTwitter上で発表しました。
ニューヨーク州以外の地域では、今年3月に上級投資家向けプラットフォームCoinbase Proで、4月に一般投資家向けプラットフォームCoinbaseでXRPの取り扱いがすでに開始されていました。
米Coinbase、一般投資家向けにもRipple(リップル)・XRPの取引を提供開始 ー CRYPTO TIMES
Coinbaseはニューヨーク州でのライセンス取得や新サービス提供に積極的に取り組んでおり、今後もサービスや取り扱い通貨の拡充が期待されます。
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