SBIインベストメントが「アート×ブロックチェーン」の実現を目指すスタートバーン株式会社にシリーズAの出資を行ったことが分かりました。

スタートバーン社は、今年3月にも電通やUTEC(東京大学エッジキャピタル)等からシーリズA資金調達ラウンドで3.1億円の出資を受けており、さらにSBIの出資がこれに加わることとなります。

同社は今年4月にSBIアートオークション株式会社と事業提携を結んでおり、SBIと共にアート品のブロックチェーン証明書の発行などに取り組んでいます。

ブロックチェーン証明書とはアート作品の所有履歴、修復履歴、著名美術館への展示履歴、出品履歴などの情報を記録するもので、偽造品流通の防止策として応用される見込みです。

(ブロックチェーン証明書イメージ:画像引用元/startbahn)

アート市場における不正取引の総額は年間60億ドル(約6000億円)に達するとされており、その内の8割は偽造品の流通によるものとされています。

アート業界では重要な課題である真贋証明(本物かどうか見極めること)にブロックチェーン技術を活用するスタートバーン社に今後も注目が集まります。

記事ソース:prtimes

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