仮想通貨トロン(TRX)の創設者兼CEOであるジャスティン・サン氏が、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏と昼食を共にする権利についてのオークションで落札したことが、日経新聞の報道により明らかとなった。

同報道によれば、サン氏は、456万7,888ドル(約5億円)で落札し、バフェット氏と昼食を共にする権利を獲得したという。オークションの勝者はニューヨークのステーキハウスに7人まで友人を連れて行くことができるようだ。

バフェット氏は、以前より仮想通貨に対し否定的な見解を示しており、仮想通貨ビットコイン(BTC)について「通貨ではない」と述べたり、またオランダの17世紀のチューリップ・バブルの際のチューリップのようだ、などと発言してきた。

サン氏は「正しい情報と理解に基づけばバフェット氏は仮想通貨とブロックチェーン業界への姿勢を変えるだろう」との声明を発表しており、ブロックチェーン業界のリーダーを連れて行く意向を示したという。米ロイターの報道によれば、バフェット氏はサン氏との昼食を歓迎し、「彼と彼の友人に会えることを楽しみにしている」と述べたとみられている。

今回の昼食会でサン氏と対談することにより、バフェット氏がどのような考えを示すのか、注目される。


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