無料通信アプリのLINEが日本で仮想通貨取引所を開始するとブルームバーグが報じた。

報道によれば、取引所の名称は『BITMAX』となる予定で、近日中に金融庁の仮想通貨交換業登録を終えて早ければ来月から事業を開始するとのこと。

LINE独自の通貨であるLinkも売買可能になれば、金融庁のホワイトリスト入りの通貨として数年ぶりに認められることになる。

仮想通貨交換業登録された事業者は、ホワイトリスト入りした通貨しか取り扱えないため、BITMAX以外の事業者もLinkの取り扱いを開始する可能性もある。

日米除く全世界では取引所を展開

LINEは2018年7月にシンガポールに拠点を置いた子会社によって、仮想通貨取引所『BITBOX』を開設している。

30種類の通貨を扱い15ヶ国語に対応しているものの、BITBOXは規制の厳しい日米を除いて展開しているため、日本からはアクセスできなかった。

国内も含めたLINE Token Economy構想

LINEはBITBOXとは別に2018年8月、『LINE Token Economy』構想を開始している。

この構想内でLINEは独自のDapps『Wizball』『4CAST』『Pasha』『tapas』『STEP』を発表している。

いずれもユーザー同士が交流するCGMサービスで、積極的に交流に参加したユーザーにはLink(国内ではLink Point)が付与されるトークンエコノミーとなっている。

関連のIT大手仮想通貨参入ニュース

Facebook独自コイン『Libra(リブラ)』の“金融インフラ”構想とは?

Facebookが独自の仮想通貨『Libra(リブラ)』を6月18日に発表しました。噂の段階では社内でのコインの呼び名は『Global Coin(グローバルコイン)』でしたが、正式名称はLibra(リ … 続きを読む Facebook独自コイン『Libra(リブラ)』の“金融インフラ”構想とは?

「LINE Token Economy」評価を価値に変える仮想通貨の新たな役割とは?

2018年8月31日、LINE株式会社は「LINE Token Economy」の構想を公式ホームページで発表しました。独自開発したブロックチェーンである「LINK Chain」をベースとしたエコシス … 続きを読む 「LINE Token Economy」評価を価値に変える仮想通貨の新たな役割とは?

The post LINE、仮想通貨交換業登録し日本で取引所開始へ ブルームバーグが報じる appeared first on Coin7 仮想通貨ニュースメディア.