世界最大手の仮想通貨取引所・Binanceが2019年Q2(第2四半期)のマーケットレポートを今月21日に公開しました。

今回のレポートでは、大型投資家の投資パターンやステーブルコイン市場、ビットコインドミナンスなどに焦点が当てられています。

今回のレポートで注目したいのはステーブルコインに関する内容です。

大型投資家の間では依然としてテザー($USDT)のシェアが80%越えとなっていますが、今期に入りPaxos Standard($PAX)とUSD Coin($USDC)も広く使われるようになってきていることが指摘されています。

USDCは中国以外の投資家から好まれる傾向にあり、PAXは中国の投資家から利用されているといいます。

今回のレポートでは、大型投資家の多くが従来の金融業界での経験を持ち合わせていることも明らかになりました。

アンケートに回答した投資家のうち28%が10年以上経験していると回答し、1年以上の経験を持ち合わせる投資家は93%に登りました

2019年末時点のビットコインドミナンスに関しては、大型投資家の半数が現時点(59%)と同じ水準の40から60%と予想しました。一方で数%の投資家が20%未満、80%以上と回答しました。

レポートではこの他にも、数多くの投資家が未だに資産を取引所に保管している事実なども取り上げられています。

記事ソース: Binance

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