サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙が、中国の中央銀行である中国人民銀行による独自通貨の開発について報じました。

報道によると、中国人民銀行はFacebookの仮想通貨であるリブラに対抗して中国での独自通貨を開発しているといいます。

今回の独自通貨開発の発表に際し、中国人民銀行の頭取であるWang Xin氏は、リブラについて「もしリブラが国際取引等の決済シーンで既存の法定通貨のように利用されることになると、これまでの金融政策や各国の財政的な安定、さらには国際的な金融システム全体に多大なる影響を与えるのではないか」との懸念を示しました。

また、今月8日に行われた会議では、北京大学や中国人民大学など中国トップクラスの大学により構成された調査機関が新設されたことが明らかになっています。

中国人民銀行は現在、中国政府から「中央銀行のデジタル通貨(CBDC)発行における関係機関との協力を始める許可」を得た段階にあるといいます。

記事ソース: South China Morning Post

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