米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は、今月10日に行われた下院金融委員会の公聴会で、フェイスブックのリブラに関する懸念を表明しました。

「リブラはプライバシーやマネーロンダリング、消費者保護、金融安定といった点で多くの深刻な懸念を引き起こしている」と述べた議長は、こうした課題に対し透明性のある徹底的な対処が必要だとの見解を示しました。

FRBは米国の中央銀行システムの母体で、全国に散財する連邦準備銀行を統括しています。日本では、日銀の雨宮正佳副総裁が今月5日にリブラに関して意見を述べています。

副総裁は、リブラはマネーロンダリング対策(AML)などの諸規制への対応や、経営の健全性およびリスク管理体制の確保、支払い決済手段としての価値の安定などを徹底する必要があるとし、フェイスブックに「責任のある行動」を求めています。

記事ソース: ブルームバーグ

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