Asia Cryptoは20日、イラン中央銀行が国内で以前から開発が進められていた金裏付け型ステーブルコイン「PayMon」の発行を許可したと報じました。

今回中央銀行によって発行が許可されたPayMonはイランがアメリカからの経済制裁を回避するためのトークンとされており、国内のFinTech企業であるKuknosと政府が連携して開発を進めていました。

国内の暗号資産取引所や銀行4行(Bank Mellat、Bank Melli Iran、Bank Pasargad、Persian Bank)との提携も結ばれており、SWIFTに変わる国際送金プラットフォームを構築することも狙いのひとつとされています。

イランのICT企業”FANAP”のCEOであるShahab Javanmardi氏は今回のニュースに関して、「イランの独自通貨は金によって価値を裏付けされているが、機能としては他の仮想通貨と同等である。アメリカによって凍結されている資産の使い道を最大化させるためにデザインされている」と述べました。

今回のニュースは、トランプ米大統領が自身のTwitterで仮想通貨への否定的な見解を示してから約1週間後に発表されており、今後のアメリカとイランの情勢に注目が集まります。

記事ソース: Asia Crypto

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