イラン商工鉱業農業会議所(ICCIMA)が7月22日、同国の経済委員会が仮想通貨のマイニングを公認したことを発表した。

政府機関が仮想通貨のマイニング認める

ICCIMAのプレスリリースによると、同国の経済委員会が21日に仮想通貨のマイニングを認め、国内で成長するマインングファームに対して現行の法律での対応を急ぐとしている。

イラン中央銀行のアブドルナーセル・ヘンマティー(Abdolnaser Hemmati)総裁は21日、「政府の経済委員会によって仮想通貨のマイニングが認められ、閣僚会議で議論されることになるだろう」とのコメントを発表した。

また同国エネルギー省のホマユン・ハアリ(Homayun Haeri)副大臣は、輸出電力価格のレートを仮想通貨のマイニングファームに適用する計がであるとし、近い将来に議論と投票が行われると語っている。

6月にはマイニングファームの閉鎖も

これまでイラン政府は仮想通貨のマイニングを産業として認めるかどうか決めかねている状況だった。6月には、規制当局により2つの仮想通貨マイニングファームが閉鎖され、1,000台以上のマイニングマシンが押収されたとされている。イランには安い電気代を求めて多くのマイニングファームが集まってきていた。

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参考
Govt. economic commission gives green light to digital coin mining mechanism

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