大手仮想通貨取引所のCoinbaseは16日、カストディ業務などを手がける香港企業「Xapo」の法人向けカストディサービスを5,500万ドル(約58億円)で買収した発表しました。これにより同社は世界最大規模のカストディ事業者となります。

Fortuneの報道によると、Xapoの顧客の多くは資産をCoinbaseの管轄下に置くことに同意しており、Coinbaseは514,000BTCを管理することになります。

残りの顧客からも同意を得ることができれば、同社はビットコイン流通量の4%にあたる860,000BTCを管理下に置くことになります

Coinbaseは、今回の買収で70億ドル(約7,430億円)を超えるデジタル資産を管理下に置くことになり、カストディ事業者としては世界最大規模になります。

さらに同社は発表の中で、今後仮想通貨のステーキングや貸付を行い、より多くの収益化の方法を模索していく方向であることを明かしました。

一方のXapoは、今後もシェルターでの仮想通貨保管や個人投資家向けの交換事業など一部の事業を継続していくことになっています。

記事ソース: Fortune, Coinbase

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