TBSHD<9401>は10日、SDGs(持続可能な開発目標)の推進を加速するべく、国連「SDG メディア・コンパクト」に加盟したとして、10月16日からみんな電力(東京・世田谷)のブロックチェーン技術を活用し、「サカス広場」、「マイナビBLITZ 赤坂」、「TBS 赤坂ACTシアター」の電力を100%再生可能エネルギーに切り替えると発表した。

「SDG メディア・コンパクト」は国連が世界中の報道機関とエンターテインメント企業に対し、その資源と創造的才能をSDGs達成のために活用するよう、促すことを目的として、2018年9月に発足した団体である。

同社は「グループ中期経営計画 2020」において、SDGsやESG(環境・社会・ガバナンス)に対する積極的な取り組みを掲げている。今回の発表では、SDGsに対する取り組みは報道活動にとどまらず、自らも実践することが前提であるとの考えを示しており、2018年12月に実施した「TBS ラジオ戸田送信所」の100%再エネ化に続き、今回の3つの場所での100%再エネ化に踏み切ったと伝えている。

これにより、「TBS 赤坂 ACT シアター」は、『大型施設としては日本初の、ブロックチェーン技術を活用した電源由来証明による「100%再エネ劇場」となる』としている。


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