大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは28日、Zaimの手がける日本最大級のオンライン家計簿サービス「Zaim」とAPI連携を開始したと発表した。この提携により、コインチェックの取引アカウントにおける残高を「Zaim」サービス上で他の金融機関で保有する資産と合わせて一元管理できるようになったとしている。

コインチェックでは、2015年2月より、取引所の注文状況や取引履歴、板情報などトレーダー向けのAPIや、顧客の資産情報など他社サービスとの連携や仮想通貨関連サービスの開発を促進するためのAPIを公開しているという。2017年3月には、マネーフォワード<3994>の提供する家計簿アプリ「マネーフォワード ME」とAPI連携を開始し、同サービスでコインチェックの取引アカウントにおける残高を管理できるようになっている。

同社は今後も、他社サービスとのAPI連携を推進していく方針を示しており、「APIの提供を通じて仮想通貨関連サービスの開発支援を行うことで、仮想通貨業界がより発展していけるよう努めていく」とコメントしている。


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