自国通貨がハイパーインフレ下にある男性が、出産費用全てをビットコインで支払ったことが話題になっています。

ベネズエラ出身のエンジニアであるJosé Rafael Peña Gholam氏は、ベネズエラの経済状況でいかにビットコインが有用だったかを伝えています。

ハイパーインフレを続けるベネズエラの法定通貨・ボリバル(VES)に危機感を感じていたGholam氏は、ビットコインの高いボラティリティを承知の上で、過去2年間分の給料をビットコインで受け取り続けていたそうです。

「2019年1月に450VESで買えた一杯のコーヒーが、9月を迎えることには14000VESとなっていた」とハイパーインフレの現状を鮮明に語る同氏は、「もしビットコインがなかったら」と続け、出産・医療費の支払いが二進も三進も行っていなかっただろうと語りました。

Gholam氏は、必要性・実用性が疑問視されるビットコインは国家財政が機能しない国では非常に高い実用性を発揮すると強調しています。

記事ソース:In Venezuela, I Used Bitcoin to Pay for the Birth of My Son

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