マイクロソフトが開発するクラウドプラットフォーム『Microsoft Azure』は、開発者コミュニティ向けの報酬プログラム『Azure Heroes』の提供を開始したことを発表した。報酬としてNFT(代替不可能トークン)を利用したバッジが配布される。

コーチング、サンプルの提供などに報酬

Azure Heroesは、マイクロソフトとブロックチェーンゲームのスタートアップであるEnjinが共同で開発した。プログラム参加者は、Microsoft Azureの開発者コミュニティに向けたポジティブな活動に対して報酬が与えられる。

具体的には、サンプルコードの提供、コーチング、デモの作成、ブログの執筆などが対象となる。貢献の種類は下記の5つのカテゴリーに別れており、カテゴリごとにバッジの配布数が異なる。

  • Maker(メーカー):バッジ供給量1万個
  • Mentor(メンター):バッジ供給量800個
  • Community Hero(コミュニティヒーロー):バッジ供給量550個
  • Content Hero(コンテンツヒーロー):バッジ供給量250個
  • Inclusive Hero(インクルーシブヒーロー):バッジ供給量100個

付与されるバッジには、バッジの英語である「Budge」とアライグマの英語である「Budger」をかけて、アライグマがデザインされている。

バッジを受賞したユーザーはQRコードを受け取り、コードをスキャンすることでEnjinウォレットに配布される。

当初はパイロットプログラムとして一部の西ヨーロッパ諸国で展開される。

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