東京都は、環境に優しい活動に参加しその費用をキャッシュレス決済で支払った人に「東京ユアコイン」という独自ポイントを付与する新たなモデル事業を実施する方針を明らかにしました。

このモデル事業は東京都は、国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)とキャッシュレス化を同時に推進することを目標に掲げ、試験的に行うとしています。

SDGs(Sustenable Development Goals)は、2015年9月に国連サミットで採択された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成されています。

今回の事業モデルでは、混雑時間帯を避けて出勤するオフピーク通勤や、買い物時のマイバッグ持参、プラスチックゴミの削減といったSDGsに関連するエコ活動を奨励し、活動にかかった費用をクレジットカードなどのキャッシュレス決済で支払うことで「東京ユアコイン」が付与されるとのことです。

対象エリアは東京都内の東急電鉄沿線地域と、大手町・丸の内・有楽町で、2020年1月〜2月頃に実施される予定とのことです。

「東京ユアコイン」将来的にはデジタル通貨も発行

「東京ユアコイン」は、民間の決済サービスのポイントと交換できるようにするとのことです。

東京都は、このモデル事業を通じてキャッシュレス決済に対する効果の検証を行うとしており、将来的にはさらなるキャッシュレス化推進のため、東京都独自のデジタル通貨の発行も検討しているとのことです。

参考サイト:
”https://cc.gentosha-go.com/archives/10580”
”https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191206/k10012204021000.html”

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