ネットイヤーグループ<3622>で、大手企業のマーケティング支援やソーシャルメディアに関するツールの開発・提供を手がけるトライバルメディアハウスは24日、ブロックチェーン技術を活用したソーシャルメディアの運用・構築を行うALISと、マーケティング業界ならびに社会全体におけるブロックチェーン技術を活用したサービスの社会実装に向けて、協業することを決定したと発表した。

同社は、ブロックチェーン技術について、『実社会への実装は金融業界をはじめとした一部領域にとどまっており、デジタルマーケティング領域においても浸透しているとは言いがたい状況』と指摘。

こうしたなかで、ソーシャルメディア・デジタルマーケティング領域に強い同社と、ブロックチェーン技術や暗号資産(仮想通貨)を搭載した実稼働プロダクトの1年以上の運用実績を持つALISが手を組むことで、デジタルマーケティング領域での社会実装を推進すると伝えている。

新サービスでは、ブロックチェーン技術を活用した仮想通貨やトークン機能により価値移転をスムーズにするとともに、将来的には、独自経済圏の創出を目指していくという。

これを受け、本日のネットイヤーグループの株価はストップ高となった。ブロックチェーン関連としてテーマ性があることに加え、株価が200日移動平均線を上抜けたことも好感されたとみられている。


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