株式会社みずほフィナンシャルグループ、株式会社みずほ銀行、みずほ証券株式会社、みずほ情報総研株式会社、株式会社Blue Labは2月21日、ブロックチェーン技術を活用した「個人向けデジタル社債」の発行およびシステム基盤構築に向けた実証実験開始を発表した。

同実証実験は、株式会社ヤマダ電機、株式会社オリエントコーポレーション、株式会社ファミリーマート、および株式会社岡三証券グループ、松井証券株式会社、楽天証券株式会社等との協働で、ブロックチェーン技術およびスマートコントラクトの特性を活かし、個人向けデジタル社債の実現の可能性について検証が行われる。

具体的には、4社が発行体となる社債の起債から償還までの一連のプロセスを対象とし、ポイントの付与等さまざまな特典を提供することによる投資家への訴求力、スマートフォンやタブレットでの社債のオンライン販売の効果などについて検証する。
今後は技術的側面以外に、法律、税務等に関する整理も行い、商品化の実現可能性を検証の上、2020年度中の商品化を目指すとしている。

(記事提供元:HEDGE GUIDE)
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