ビットコイン(BTC)は4月1日に20日振りに70万円台を回復して、足元では77万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは7,200ドル台で取引されている。(コインマーケットキャップより)

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(4月20日時点)は、70万円台の買いが4月13日時点比で買い越し超過から売り越し超過へと転換したが、50万円~65万円台における売り越し超過は一服している。一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは4月20日のショートポジションは11,955枚であり、依然として1万枚以上の高水準にある。ロング・ショート比率は約66%で、昨年以来ロングポジションが多い状況ではあるものの、国内、海外ともに売りポジションは増加した。

昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。

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