ビットコイン(BTC)は4月23日に15日振りに80万円台を回復して、足元では83万円台で取引されている。もっとも取引量の多い米ドル建てでは7,700ドル台で取引されている。(コインマーケットキャップより)

一部国内取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(4月27日時点)は、80万円台の買いが拡大して売り越し超過から買い越し超過に拡大し、50万円~65万円台における売り越し超過は一服している。

一方、海外の大手仮想通貨取引所ビットフィネックスでは4月27日のショートポジションは16,372枚で、24日以降15,000枚以上の高水準にある。ロング・ショート比率は約63%で、昨年以来ロングポジションが多い状況ではあるものの、売りポジションは増加している。

昨年10月と12月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが1万枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測された。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したい。

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