ビットフライヤー・ホールディングスの完全子会社であるbitFlyer Blockchain(ビットフライヤー・ブロックチェーン)は27日、ブロックチェーンの活用を軸とした「新規事業の創出」や「業務革新」を検討している企業を対象に、コンサルティングサービスの提供を開始したと発表した。

同社は様々な業界において、ブロックチェーンを活用した「新規事業の創出」や「業務革新」を検討したい、というニーズが高まっている一方で、ブロックチェーンを活用した事業の立ち上げ方が分からない、導入による効果が分からない、ブロックチェーンの専門家がいない、などといった課題に直面する企業が少なくないと指摘している。

ビットフライヤー・ブロックチェーンでは、これまでブロックチェーンのクラウドサービス、共同事業のプロデュース、自社プロダクト「miyabi」の提供、暗号資産(仮想通貨)交換業周辺における非規制領域サービスを手がけてきたが、今回、経験豊富なブロックチェーンコンサルタントが顧客の視点に立ち、お客様が抱える事業課題などを解決することを目的に、コンサルティングサービスの提供を開始したとしている。

新たに開始するコンサルティングサービスでは、事業構想の策定からプロジェクトの組成や推進・管理及びシステム開発までをワンストップで提供するという。ブロックチェーンを活用したシステムの開発自体も対応可能としており、プロジェクト計画やシステム化方針の策定、要件定義、仕様調整を同社コンサルタントが推進し、開発工程は同社エンジニアや外部の開発パートナーをアサインする体制で支援すると伝えている。
ビットフライヤーは2019年5月24日、完全子会社となるビットフライヤー・ブロックチェーンを設立したと発表し、今後、市場の拡大が見込めるブロックチェーン事業の更なる強化を図るため、グループにおいて新会社を設立することで、事業成長をさらに加速するとしていた。


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