株式会社 PHI は、オンライン上で自律分散型組織を運営する為のオンラインガバナンスツールを開発しています。

自立分散型組織は、ブロックチェーンなどのICT技術を活用し、所属メンバーによる地理的垣根を超えた全員参画型の組織運営を可能にします。

意思決定の透明性や真正性を技術的に担保することで、既存組織のように伝統的なガバナンス構造に基づいたメンバー間の関係ではなく、メンバー間のコンセンサス(ブロックチェーンプロトコル)に基づき、組織への帰属意識や当事者意識を高め,それが主体性や生産性の向上を促します。

意思決定は、メンバー全員が目標を理解して参加意識を高めながら、連続したメンバーの合意プロセスを実行することが大切です。

参政党へ"デジタル投票システム"の導入

2020年4月に結党した参政党は、日本を良くする筋道や方法を考える「シンクタンク」であり、広く社会運動をし、有権者に応援してもらうだけの組織ではなく、国民自身が参加し学び合うサークルとして活動しています。

活動も政策も人材も、自分たちでDIY (Do It Yourself)していくのが参政党の理念です。党は約5000人の党員とサポートメンバーで構成され運営されている。

HP: https://www.sanseito.jp/

参政党は、地理的に分散する党員・サポーターの増員により拡大する党組織内での、円滑な議題や提案の創出とメンバーが参加する意思決定プロセスをすべてオンラインで実行する機能またはツールを必要としていました。

PHIが目指す次世代組織運営をサポートするツールのひとつ"GUILD投票システム"はさまざま構成要因で成り立つ組織の意思決定プロセスを補助する最適なデジタル投票アプリケーションです。

PHIが提供する技術は、組織の課題解決に挑むフレームワークの設計から、持続可能な改善プロセスに必要なデジタルツール(機能)の構築・開発、そして組織改善の評価を行うことを支援します。

今回の参政党への"GUILD投票システム"導入では以下の特徴があります。

  • 組織を構成するメンバーの役割(権限)に適したカスタムメイド
  • ユーザーによる提案の可否成立における投票への参加率のパラメータ設定
  • ユーザーによる提案の可否成立における賛成率のパラメータ設定
  • 投票集計と結果のブロックチェーン技術による記録の真正の保証
  • オンライン上で投票を完結させ、オープンで公平な投票が可能

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