2020年11月21日の昼頃、BTCは19000ドル目前である18965ドルを記録しました。

この価格帯は2017年12月以来の価格となっており、実に3年ぶりとなっています。

BTCの需供バランスにより価格は高騰か

今回、BTCの価格がここまで短期間のうちに上昇したものの、2017年との明らかな違いに関してまとめたデータがChainalysisにより発表されています。

分析レポートによると、価格が上昇した背景には需給関係があると指摘されており、ウォレットの残高傾向で非流動性ビットコインと流動性ビットコインに分けて、アドレス入金後に動かないBTCと流動的に動くBTCの2パターンで2017年と2020年現在を比較しています。

今回、流動ビットコインは、2017年の強気相場と同様の傾向が見られたが、非流動ビットコインは大きく増加していることを発表しています。

非流動ビットコインは、現在、金額にして1480万BTCに相当するとされており、すぐにでも取引できるのは、340万BTCに留まっているのが現状であるとしています。

直近では、アメリカやイギリスの大手企業がBTCをポートフォリオに含んだり、PayPalが仮想通貨の取引を提供するなどの理由から明らかに供給量が少なくなってきていることがわかります。

また、Pantera Capitalの11月のレターによると、PayPalとCashAppといったサービスの購入量がビットコインの新規採掘量を既に上回っているとの推定を行っていることから、個人投資家もBTCへの購入をしていることも想像できます。

$XRP などの日本国内に上場する銘柄も価格は上昇

BTCの価格が毎日上がっていく中、Coincheckに上場する銘柄も全通貨にて前日比で上昇しています。

その中でも、Ripple社が発行する$XRPは前日比27%近い上昇とな利、40円の価格をつけており、市場のホルダーからの歓喜の声も聞こえてくるほどです。

BTCの価格が上がったことにより、それ以外のアルトコインの価格も釣られて上昇していることが伺えますが、XRPホルダーは12月にFlare NetworkからSparkのエアドロップが予定されています。

海外のユーザーが調べているデータによると、Spark Tokenを獲得するために47277アカウントの45億枚のXRPが準備を行っており、これは前回のデータと比較して2.6億枚のXRPと18004アカウントが増加していることも発表しています。

また、NEMの新通貨であるSymbol / $XYM のオプトインの発表などのことも有り、日本の銘柄が今後、価格を上げていくことも考えられるのではないでしょうか。

現在、市場はバブルのような歓喜の声が大きく聞こえてきますが、市場が盛り上がると特定の通貨を煽るユーザーや美味しい話で悪いことを考える詐欺のようなユーザーも増加していくるため、楽観的にならずに自分の目で市場を確かめながら、購入するようにしましょう。

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