Ethereumが発行するETHは2018年1月13に価格を1419ドルをつけた後、市場の低迷により価格も落ち込み、一時は100-300ドルの間を約2年近くさまよっていました。

昨年のDeFiバブルを引き金に、ETHの需要が非常に大きくなり、上昇を続け、本日2021年1月19日に約3年ぶりとなる最高価格を更新しました(Coinbase基準)。

現在、仮想通貨市場はCoinGeckoのデータによる108億ドルの市場となっており、ETHに限らずBTCやその他のアルトコインも価格が上昇するような上向きの相場となっています。

今回、ETHの価格上昇要因としては複数の要因が考えられますがCFTCの認可を受けることができれば、CMEのEthereumの先物が2月8日に開始することが決まっています。これにより、ETHの先物商品が上場することで金融商品としてのETHの信頼性が上がることが考えられます。

また、CoinGeckoのデータからもわかるように、現在、市場に新規ユーザーが多く流入しており、その分DeFiの需要も非常に大きくなっています。ガス代としてのETHの需要も高まっています。

beaconcha.inのサイトより

最後の要因として、12月1日より始動したETH2.0のステーキング数が88万枚だったことに対し、現在207.8万枚のETHがStakingされ2倍以上のETHのロック量画像化しました。これらはETH2.0の始動時までロックされています。

これにより市場に出回る量がロックされることにより、供給量の減少が考えられることも要因としてありそうです。

実に3年ぶりのEthereumの最高値更新、Bitcoinの最高値更新にならび、仮想通貨市場における2大通貨の最高値更新は市場に多くの喜びの声が聞こえる反面、今後の価格の動きにも要注意が必要です。

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