分散型デリバティブ取引所を提供するdYdXがParadigmが手動となり、シリーズCラウンドで6500万ドルの資金調達を実施しました。

更に新しい投資パートナーとして、下記のVCやプロジェクトが発表されています。

流動性プロバイダ : QCP Capital, CMS Holdings , CMT Digital , Finlink Capital , Sixtant , Menai Financial Group , MGNR , Kronos Research

暗号通貨VC : HashKey , Electric Capital , Delphi Digital

パートナー : StarkWare

dYdXは過去にもa16zやPolychain Capitalからの投資も受けており、今回の追加の資金調達をもとに暗号通貨市場のボラティリティを通じて、dYdX取引所の流動性を大幅に向上させることができると発表をしています。

dYdXの成長は、2020年から2021年における暗号通貨の強気相場における分散型デリバティブの拡大を反映しており、過去5か月間で、11,000を超えるユニークなトレーダーから22億ドル以上の取引量を生み出しています、

また、ロックされたそのTVLは、13,000以上の一意のアドレスで4000万ドルに達しています。また、15個の市場が立ち上がり、今後も増加予定となっています。

今回の資金調達の資金の使いみちとして、モバイルアプリケーションの立ち上げ、インフラプレーヤーとの提携による集中型と分散型のギャップの埋め合わせ、アジアなどの国際的な成長市場への投資の継続など、を行うために使用されることを発表しています。

dYdXにトークンは組み込まれるか?

現在、dYdXには独自トークンは発行されていません。しかし、独自トークンが発行されることは前々より噂がなされていることです。

今回のシリーズCラウンドでの資金調達を行ったことからも近いうちに独自トークンが発行されるのでは?という期待が高まっていることも事実です。

過去に、Uniswapや1inchでは流動性を提供していたり、アプリケーションの利用をしていたユーザーに対して、独自トークンのエアドロップが行われました。

現状、dYdXにトークンが発行されるかどうかは明確ではありませんが、一度dYdXのアプリケーションを利用するなどしておくと、将来的にトークンがもらえる可能性もあるかもしれません。

記事ソース : dYdX Blog

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