6月半ばからクラウドローンが開催され、6月15日より初回Parachain Auctionが実施されていましたが、本日6月22日に第一回目のParachain Auctionが終了しました。
初回となるオークションでは、Karura Networkがオークションに勝利し、ParachainのSlotを獲得しました。
Karura Networkは、クラウドローンと合わせて501,137枚のKSMが15000人を超えるユーザーよりロックされ、今回のParachain Auctionに入札を行っていました。50万KSMは総供給量の5%を超えています。
現在、Polkadot.jsのサイトからは、Parathreadの項目にて、Karura NetworkがParachainのアップグレードを行っている画面が確認でき、初回のParachain Auctionを勝ち抜いたことが伺えます。
今回のクラウドローン、Parachain Auctionを通して、KaruraにKSMをロックしたユーザーは1KSMあたり最小12KARを獲得することができます。アーリーバードボーナスやリファラルボーナスなどが存在するため、獲得できる枚数はユーザーによって異なります。
今後のKaruraのマイルストーンに関してはこちらのサイトにて確認することができます。
今回のKusama NetworkのParachain AuctionやCrowdloanに関しては、CT Analysisでも過去にレポートを配信しています。こちらを読んで頂ければ、基本的なことは学習できますので、是非チェックしてください。
Polkadot/Kusama パラチェーンオークションとクラウドローン 最新動向調査レポート
第2回以降のParachain Auctionはすぐ開始
初回のParachain Auctionが終わったのもつかの間、第2回目以降のAuctionも1時間後からスタートの予定となっています。
現在、Moonriverが11万枚のKSMロック、Shiden Networkが8.4万枚のKSMロックとなっており、他のプロジェクトと比較してもロック量は頭ひとつ以上抜けている状態となっています。(Bifrostが2万枚、Khalaが1.7万枚)
順当に行けば、MoonriverやShiden Networkが第2回、第3回以降のAuctionに勝ち抜く事が考えられますが、この後の第2回以降Parachain候補となるプロジェクトが複数、新たにParachain Auctionに参加することを発表しています。
現在、総額75万枚がロックされているParachain Auction。この先、どのような動きになっていくのかは未だ読めません。第2回目以降の動きにも要注目していきたいところです。
記事ソース : Kusama Twitter
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