エルサルバドル国内で利用されるビットコインウォレット「Chivo」が、数日以内に完全な状態での運用が可能になる予定であることが分かりました。

日本時間9月14日正午、エルサルバドル現大統領「ナジブ・ブケレ氏」は、エルサルバドル国内に導入されるビットコインウォレットについての一連のツイートを自身のTwitter上に投稿しました。

ブケレ氏はツイートの中で「Chivoウォレットの技術的なエラーは95%修正されており、今後数日で100%動作する」と述べています。

中米国エルサルバドルでは、ビットコインを法定通貨に規定する、いわゆる「ビットコイン法」が6月9日に可決されました。

現在、エルサルバドル国内では多くの企業でビットコインの利用が可能となっており、国内にはビットコインを米ドルに交換できる「ビットコインATM」が約200台設置されています。

順調にビットコインの普及が進んでいるように見える一方、調査機関「ディスルプティバ」がエルサルバドル国民を対象に実施したアンケート調査によると、ビットコイン法に賛成したのは対象者全体の20%であることが明らかとなっており(ロイター報道)、ビットコイン導入について懐疑的な見方をしている国民が多数であることが推察できます。

こうした状況の中、ブケレ大統領は「私たちは、ユーザーエクスペリエンスをますます良くするために取り組んでいる。すぐにそれを望むすべての人がその恩恵を享受するだろう。」とビットコイン導入に今後も積極的に取り組んでいく姿勢を示しました。

記事ソース:TwitterREUTERS

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