10月8日公開予定の007シリーズ次回作『No Time To Die』に関連したNFTが大手エンターテインメント企業MGMとジェームズ・ボンドシリーズ映画製作会社EOS Productionsによって発行されることが分かりました。

上記の2社はNFT収集プラットフォーム「VeVe」と提携し、ジェームズ・ボンドシリーズ初となるNFTを発行します。

MGMのマーケティング最高責任者のStephen Bruno氏は、

“「史上最も長い歴史を持ち、最も成功した映画フランチャイズの一つであるジェームズ・ボンドは、世界中の熱心な観客の要求に応えるために進化と革新を続けています。今回、VeVeと提携して、『No Time To Die』初のデジタルコレクションを制作し、ファンの皆様に映画史の一部を所有する独占的な機会を提供できることを嬉しく思います。- 引用元:medium.com」”

とコメントしています。

今回発行が決まった007のNFTシリーズは、映画公開後にリリースされる予定です。

多数の有名ブランドと提携「VeVe」

VeVeは「NFTの購入」「NFTの売却」「NFTのギフト」「NFTのコレクションAR機能などで展示」などが可能なNFTコレクターアプリです。

VeVeは2021年1月のローンチから半年で30万人以上のユーザーが登録している人気アプリで、日本居住者もiOS/Androidでダウンロード可能です。

VeVeは現在100以上のブランドとパートナー契約を結んでおり、

  • カートゥーン・ネットワーク
  • MARVEL
  • キャプテン・アメリカ
  • ゴーストバスターズ
  • パワーパフガールズ
  • スパイダーマン
  • スタートレック
  • スーパーマン
  • ウルトラマン

といった、新興クリエイターではない歴史あるブランドが公式で制作し、且つ日本人にも馴染み深い映画やアニメのキャラクターのNFTを購入できます。

VeVeでは自分が購入したNFTを、アプリ内の仮想空間の金庫の中で保存が可能。

VeVeでは3Dの立体的なフィギュアのNFTが多いため、AR機能と相性がよく、自分のお気に入りのコレクションをまるで自分だけの秘密のガレージで鑑賞するように楽しむことができます。

VeVeの仕組み

VeVeではGochainと呼ばれるブロックチェーンが採用されており、VeVe上のNFTはGochainのGO721規格のトークンです。

Gochainで採用されているPoR(Proof of Reputation)コンセンサス・アルゴリズムでは、ネットワークに対して悪事を働くと経済的・ブランド的に重大な影響がでる企業のみがブロック検証者になれます。

画像引用元:https://twitter.com/go_chain/status/1408303414845403137?s=20

プライベートチェーンの1種とも言えるGoChainは、他のチェーンと比べて高速のトランザクションが可能とされています。

VeVe内でのNFTの売買は、”GEM”と呼ばれるアプリ内通貨で行われ、GEMはVeVeを手掛けるテクノロジー企業「ECOMI」が発行している$OMIトークンと連動しています。

-$OMIトークン基本情報

  • 総供給:750,000,000,000 OMI
  • トークンタイプ;GO20
  • ハードキャップ;1,500BTC

-トークンアロケーション

  • ICO(パブリック・プライベートセール)20%
  • アプリ内購入:40%
  • 事業開発:20%(ライセンス取得:55%、製品開発:22.5%、マーケティング費用:15%、事業運営:5%、法定費用:2.5%)
  • チーム、アドバイザー、理事会メンバー:20%

VeVeはレイヤー2ソリューションのImmutable Xを通してEthereumへ移行予定となっており、移行後は$OMIトークンはERC20規格となります。

記事ソース:gochain.iotokens-economy.gitbook.ioWhitepaperMedium

The post “映画史の一部”を所有するチャンスを。NFT収集プラットフォーム「VeVe」が計画を明かす appeared first on CRYPTO TIMES