開発者フレンドリーな環境を持つオープンソースプラットフォームのIOSTブロックチェーンは4日、ブロックチェーン技術の活用の取り組みを推進する業界団体である日本ブロックチェーン協会(JBA)の正会員に加盟した。

JBAは、ブロックチェーン技術の普及拡大や社会実装に向けた取組みの推進、会員間の交流によるビジネス機会の創出、勉強会などの定例会、行政領域でのブロックチェーン活用や政府・地方自治体と連携した活動を行っている。

IOSTは次世代コンセンサスアルゴリズムProof of Believability(PoB)に基づく超高速の分散型ブロックチェーンネットワークで、分散型経済のセキュリティとスケーラビリティのニーズを満たすオンラインサービスの基盤となるアーキテクチャを目指している。

また、IOSTは、2018年の日本での活動当初から学生たちへのブロックチェーン技術の理解と潜在的なエンジニアの育成の活動を続けてきた。現在までに9つの大学と教育機関、300名以上の学生たちに、テクノロジー企業や法律事務所と協力して、ブロックチェーン技術の基礎の理解とスマートコントラクトのワークショップを無償で提供してきたという。

発表によると、「今回のJBAへの参加は、IOSTが続けてきた教育分野での貢献をさらに発展させて、JBAの会員企業との産学連携活動を強化することで、日本のテクノロジー領域における人材育成の創出に貢献したいと考えている。」と述べている。


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