仮想通貨取引所Binance(バイナンス)が財政難の企業やプロジェクトを支援し、産業の再生を目的とするファンド「IRI(Industry Recovery Initiative)」を設立しました。

合計10億ドルがコミットされる予定の上記ファンドでは、初期フェーズ(5000万ドル規模)でJump Crypto、Polygon Ventures、Aptos Labs、Animoca Brands、GSR、Kronos、Brooker Groupらが参加予定としています。

上記ファンドの参加企業は、出資を行うウォレットのアドレスを公開し、ステーブルコインまたはその他トークンによる資本を公に示す必要があるとしています。

また、ファンド参加者(出資者)は取引毎に互いに独立して投資決定を下すことが可能です。

Binanceは公式発表の中で下記コメントを残しました。

“「このイニシアチブをユニークなものにしているのは、Web3への信頼を回復するための協力的なアプローチです。

資金調達のサポートはもちろん、創業者やプロジェクトがクリプトの冬から抜け出し、より強く成長できるよう、設立から技術的な実行、資金調達など、総合的なサポートを提供する予定です。- 引用元:Binance」”

約6ヶ月続くとされる今回の施策には、サポートを求める150件の企業から応募がすでに来ており、今後ファンド参加企業が個々で投資判断を行なっていくとしています。

記事ソース:Binance

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