レンディングプロトコルAaveのV3がEthereumのメインネットに展開されました。
公式Twitterによると、今回Ethereumへの展開により下記の技術的機能や利点にアクセスできるとしています。
- ステーブルコインや流動性の高いステーキングデリバティブ (LSD) などの相関資産を供給および借入する際に資本効率を向上させることが可能
- より多くの資産を担保として Aave にリスト可能。分離モードでのリストにより、流動性リスクを独立させることも可能
- 全機能に関連するガスコストを20 ~ 25%削減可能
今回のEthereumへの展開によりAave V3はEthereum、Arbitrum、Avalanche、Fantom、Harmony、Opitimis、Polygonの7チェーンに対応中となります。
DeFi Llamaのデータによると記事執筆時点で、Aave全体のTVL(Total Value Locked)は$4.57b (45.7億ドル)で、ランキングとしては第4位に。
昨年末、Aaveを手掛けるAave Companiesは、開発を手掛けるステーブルコイン「GHO」を1月にパブリックテストネットでリリースすることを発表しました。
Aave創設者のStani氏は、GHOへの取り組みが間も無く開始されることを自身のTwitter上で示唆しています。
GHOは、USDにペッグされた分散型ステーブルコインで、ユーザーが担保となる暗号資産を供給することで生成可能。
担保を引き出す場合はGHOはバーンされる仕組みが採用されており、ステーブルコインの生成に加えてAaveでの金利収入等も得ることができます。
レンディングプロトコル「Aave」とは?使い方・リスクを徹底解説!
記事ソース:Twitter
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