Web3投資企業HashKey Capital(以下:HashKey)が評価額10億ドル以上で1~2億ドルの資金調達を計画していることが報じられました。
海外メディアBloombergによると、HashKeyは資金調達における初期段階の交渉を行なっており、調達規模や評価額などについては最終決定が行われていないため、今後変更される可能性があるとしています。
2018年の創業以来、Cosmos、dydx、Animoca Brands、Polkadotなど多くの著名企業やプロジェクトに投資を行ってきた同社はこれまで合計10億ドル以上の顧客資産を運用。今年1月には、同社内の3番目のファンド(HashKey FinTech Investment Fund III)にて、5億ドルの資金調達を実施しました。
HashKeyのグループ会社Hash Blockchain Limitedは香港証券先物委員会(以下:SFC)から仮想通貨取引プラットフォームの運営ライセンスを承認されています。
先日香港Web3.0協会とWeb3Hubファンドが設立され、政府機関やTikTokの運営会社などがこれに参加するなど、香港では地域をあげて仮想通貨・ブロックチェーン事業への取り組みが行われています。
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香港は6月1日より、仮想通貨取引所に対してSFCへの登録義務化を実施予定で、個人投資家の取引も認可の方向に。
大手仮想通貨取引所Huobiも事業の認可取得に取り組んでおり、Huobi Global顧問のジャスティン・サン氏は「デジタル資産のハブを目指す香港の動きに乗じるためにHuobiのアジア本部をシンガポールから香港に移転する予定である」と過去にコメントしています。
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