Phantomウォレットがユーザーエクスペリエンスを向上させる目的で新機能「Auto-Confirm」を導入しました。

Auto-Confirmはトランザクションの際、各取引ごとに確認する代わりに、バックグラウンドで自動的にトランザクションを署名する機能です。この新しいアプローチにより、取引のポップアップ確認や複数のクリックを繰り返す手間を削減し、取引の速度を向上させることができます。

セキュリティを最優先とするため、現段階では6社のみがこの新機能を利用できます。対応しているサービスとしてはMagicEden, Tensor, OpenSea, Matcha, Jupiter, Star Atlasとなっております。主にNFTマーケットプレイスが対応していますので、マーケットプレイスで取引をする際を想定された機能と考えられます。

一度この機能をオンにすると、最長2時間の間、再署名の必要がなくなります。ただし、2時間が経過すると自動的にオフに戻る設計となっています。

Auto-Confirmをオンにする方法は、Phantomウォレットの「設定」→「接続されているアプリ」メニューから、対応しているサービスを選択することで有効化が可能です。

Auto-Confirmを使用すると、以前は確認を必要としていた取引も自動で進行されるため、誤った取引をするリスクが高まる可能性があります。また現在、この機能はベータ版として提供されていますので、利用する際にはリスクを十分に理解し、リスクヘッジの対策を講じることを強く推奨します。

Phantomウォレットはこの新機能を通じて、ユーザビリティの向上を図りつつ、セキュリティへの配慮も怠らない姿勢を示しています。利用者は新機能の利点とリスクを十分に理解した上で、賢明に活用してください。

記事ソース:Phantom Blog


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