米大手仮想通貨取取引所Coinbase(コインベース)が牽引するレイヤー2ブロックチェーン「Base」で、ステーブルコインのUSDCがネイティブでローンチされました。
BaseScanの情報によると、記事執筆時のBase上のUSDCの総供給量は155,893,687 USDC(日本円約230億円)でホルダーは154となっています。
現在、USDCがネイティブに展開されているのはEthereum、Arbitrum、Avalanche、Solana、Baseなど11チェーン。8月にローンチされたばかりのBaseでは比較的早いネイティブUSDCの展開となっています。
Baseは、ローンチからわずか1ヶ月程でTVL(Total Value Locked)4億ドルを記録。既にCompoundやCurve、UniswapなどもBaseチェーンに対応していることに加え、価格が一時急騰した$BALD、ソーシャルファイ(SocialFi)のfriend.tech、Optimism上の人気DEXのVelodromeフォークプロジェクト「Aerodrome」等の登場により直近1ヶ月で注目を集め続けています。
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そんな注目レイヤー2ブロックチェーンに展開されたUSDCに関して、先日、既存の発行体であるCentreの実質的な解体が決定され、Circle社に発行体が移行することが発表されました。
共同でCentreを運営していたコインベース社は、以前の直接的な立場からは退き、Circle社の株式を所得するとしています。
今回実施されたUSDCのBaseでのネイティブ展開に関して、Circle社のジェレミー・アレイル氏は、コインベース共同創設者のブライアン・アームストロング氏の賞賛コメントに応え「開発者がBaseでプログラマブル・ドルを使って何ができるかを見るのが楽しみだ」と自身のX(旧Twitter)上で述べています。
記事ソース:Twitter、Basescan
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