開発者がOP Stack、Arbitrum Stack、ZK Stack、Polygon CDKなどのソフトウェアスタックからロールアップを構築できる分散型プロトコルであるAltLayerは、レイヤー2のロールアップソリューションである「MACH Alpha」のローンチを発表し、ユーザーが$ALTトークンをステーキングすることで、ネットワークのセキュリティと効率を高めるステップを踏み出しました。

ロールアップとは、トランザクションを圧縮してまとめるための技術で、セキュリティ上の理由から最終的にはイーサリアムのチェーンで承認される必要があり、その過程に時間がかかるのが課題でした。

MACH Alphaは、この課題を解決するサービスとして計画されています。EigenLayerのrestakingの仕組みを活用し、ステーキングした資産をロールアップのセキュリティに活用することで、ロールアップのトランザクションをより早く最終承認(ファイナリティ)できるようにします。

そのために、ユーザーがイーサリアムやALTトークンをMACH Alphaのオペレーターにステーキングします。その資産が担保となり、ロールアップの状態を検証・承認する働きをします。これにより高速ファイナリティが実現できます。

最初はOP MainnetとArbitrum Oneを対象にMACH Alphaが導入されます。

画像引用元:https://blog.altlayer.io

MACH Alphaは4段階に分けて徐々に導入されていき、最終的にはEigenLayerが本格稼働した後に、分散型のアクティブ検証サービス(AVS)として運用される予定です。展開の過程でシステムの安全性などが確認されていきます。

AltLayerは今後、MACH Alphaの運営オペレーターの募集などを呼びかける予定で、より分散化を進めていく考えです。

記事ソース:Medium

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