米国で上場したばかりの現物型イーサリアムETFは、取引2日目となる水曜日に1億3316万ドルの資金純流出を記録しました。これは、初日の資金流入から一転した動きとなります。

現物イーサリアムETF|Sosovalue

グレイスケールのETHEは、唯一の純流出を記録し、その額は3億2686万ドルに上りました。一方、フィデリティのFETHは7446万ドルの純流入で首位となり、ビットワイズETHW、VanEck ETHVがそれに続きました。

資金流出があったものの、スポットETH ETFの取引高は水曜日に9億5100万ドルと、高水準を維持しました。これは、火曜日の10億5000万ドルからは若干減少しています。

一方、ビットコイン現物ETFは異なる傾向を示し、水曜日に約4451万ドルの資金純流入がありました。グレースケールのGBTCのみが純流出を記録しました。

これらの動きは、暗号資産市場全体の低迷を背景にしています。イーサリアムは過去24時間で8.24%下落し、ビットコインも3%下落しました。また、米国株式市場も数週間ぶりの安値を記録し、ナスダック総合株価指数とS&P500指数はそれぞれ3.6%と2.3%下落しました。

情報ソース:The Block

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