リップル (Ripple) の最高法務責任者であるStuart Alderoty氏は、仮想通貨XRPの訴訟における最終判決と1億2500万ドルの制裁金支払い命令を受け、SECが控訴する可能性についてコメントしました。
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XRP訴訟の最終判決とリップルの反応
Alderoty氏は、XRP訴訟について、リップルは当初からこの訴訟を自分たちのためだけでなく、仮想通貨業界全体のために戦うと宣言していたと述べました。そして、今回の判決は、SECが仮想通貨に対して敵対的な姿勢を取り、仮想通貨業界との戦いを繰り広げていることを明確に示していると批判しました。
1億2500万ドルの制裁金については、リップルのバランスシートから現金で支払う予定であり、この判決がリップルにとって新たな章の始まりとなり、バイデン政権が仮想通貨に対する姿勢をリセットするきっかけになることを期待していると述べました。
SECの控訴の可能性について
Alderoty氏は、SECが控訴する権利を持っていることを認めながらも、リップルとしてはこの判決の確定性に焦点を当て、事業の成長に注力したいと述べました。
また、SECが控訴するかどうかについては「もしSECが合理的な行動主体であり、この政権が本当に仮想通貨に対する姿勢をリセットするつもりなら、控訴は行われるべきではなく、誰もが前に進むべきだ」と、SECが控訴しないことを期待する旨の発言を行いました。
情報ソース:Bitcoin.com News
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