ビットコインは直近1週間で8%以上の上昇を見せるなか、アナリストからは上昇トレンド転換の可能性が指摘されています。

Rekt Capital氏によると、ビットコインは過去2回の半減期後、一定期間の価格変動を経て、特定のタイミングで上昇に転じています。

2016年の半減期では154日後にレンジの価格帯を上抜けし、2020年の半減期でもほぼ同じ期間である161日後に同様の動きを見せています。そして2024年現在、前回の半減期から157日が経過しています。

同氏は上記を理由に「歴史が示唆するように、ビットコインにとってブレイクアウトの時が到来している」と述べています。

ポジティブな見解が示される一方、仮想通貨取引所Bitfinexは、昨今のビットコイン価格の回復は先物市場によって主導されているとし、スポット(現物)市場での実際の買いが価格に十分反映されていない可能性があると指摘しています。

従来より仮想通貨にポジティブな言動を続けてきたトランプ氏に加えてこれまで明確な言及を避けてきたハリス氏も「デジタル資産のような革新的技術を推進していく」と先日発言するなど、米大統領戦後の政権交代が市場に追い風となる可能性も出てきています。

楽観的な見通しと慎重な見方が交錯するなか、引き続き市場動向に注視が必要です。

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