著名な投資家で起業家のアンソニー・ポンプリアーノ氏は、ビットコインがミレニアル世代にとって非常に魅力的な資産となっている理由について分析しました。同氏は、住宅市場の高騰と米ドルの購買力低下が、ビットコインの人気を後押ししていると述べています。

ポンプリアーノ氏は、現在30代前後の「ミレニアル世代」が住宅市場に参入しづらい状況にあることを指摘。住宅価格が1980年代から上昇し始め、特に2000年代初頭から急騰したことにより、現在の40歳未満の人々が本格的に働き始めた頃には住宅がすでに手の届かない価格になっていたと説明しています。

一方で、60歳~78歳の「ベビーブーマー世代」は、米国の住宅の約40%を所有しており、住宅が主要な資産形成手段となっています。同世代の純資産の40~50%が主な住居から生み出されていると推定される中、米ドルの購買力が1970年以降90%低下しても、住宅価格の急騰により富を築くことができました。

このような背景から、ミレニアル世代は住宅を資産形成の手段として選ばず、代わりにビットコインのような代替資産への関心が高まっているとポンプリアーノ氏は述べています。

資産ランキング|画像引用元:8marketcap.com

ビットコインの時価総額は、現在(記事執筆時)、1.79兆ドルに達しており、資産ランキングで第7位に位置しています。これは銀のランキングを超えた順位となっており、ビットコイン熱の高まりを表していると言えるでしょう。

情報ソース:8marketcap.com

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