GoogleTrendsによると、検索ワード「ミームコイン」の人気度を示す指標は2023年10月末の「64」を大幅に超え、現在は「100」を記録しています。
時価総額上位300位以内の仮想通貨の中で、過去30日間で最も優れた価格パフォーマンスを見せたのは$D.O.G.Eです。
$D.O.G.Eは従来の犬のミームコイン「$DOGE」とは異なる通貨で、トランプ前大統領が次期大統領に就任した際に設立を予定している政府効率化委員会(Department of Government Efficiency)の頭文字を基に命名されました。
イーロン・マスク氏が頻繁に言及する犬をモチーフにした$DOGEへのオマージュも含まれており、また、マスク氏が政府効率化委員会のリーダーに選ばれたことも、価格上昇に寄与しました。
ミームコインの評価の変化
これまでギャグや風刺を主なテーマとして作られてきたミームコインは、投機性が高く知名度も限定的でした。
しかしながら、VCが大量の通貨を保有していない点やコミュニティ形成の重要性、またAIの発展による技術部分でのブレークスルーの可能性の向上などを背景にミームコインに対する評価が徐々に変わり始めています。
最近では、大手仮想通貨取引所でも、ローンチされて間もないミームコインの上場を認めるケースが増えてきました。
加えて、THGlobal Bangkok 2024のハッカソンのファイナリストには、歩いてミームコインを獲得できるプロジェクト「LootGO」が選出されています。
ミームコインはそのユニークさとコミュニティの力で、仮想通貨市場に新たな可能性をもたらしています。今後もその動向に注目が集まるとともに、従来の金融商品とは異なる視点での活用が期待されます。
The post ミームコインの検索トレンドが過去最高数値へ appeared first on CRYPTO TIMES