ドナルド・トランプ次期米国大統領は、仮想通貨支持派として知られるハワード・ラトニック氏を商務長官に指名しました。
同氏は自身のXアカウントで「米国史上最高の政権の一員として経済的潜在力を最大限に発揮させる」と意気込みを表明しています。
ラトニック氏は、金融サービス会社Cantor FitzgeraldとBGC Groupの会長兼CEOを務める人物です。
Cantor Fitzgeraldは、2021年からテザー社の財務ポートフォリオの管理を担っており、仮想通貨市場への関与を深めています。さらに、今年夏には20億ドルの資金調達によるビットコイン金融事業の立ち上げを発表。当時ラトニック氏は「ビットコインの可能性を最大限に引き出し、伝統的な金融とデジタル資産とのギャップを埋め続ける手助けができることに興奮している」とコメントしていました。
ラトニック氏はビットコインを通貨ではなく金や石油のようなコモディティ(商品)と捉えていることを以前出演した番組で明かしています。
同氏はその希少性とコモディティとしてのシンプルな性質が規制面での定義を容易にし将来的な価値向上につながるとの見解を示しています。
商務長官への就任によりラトニック氏の仮想通貨に対する積極的な姿勢が米国の経済政策にどのような影響を与えるか、注目が集まっています。
記事ソース:Cantor.com、Youtube
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