海外大手仮想通貨取引所のOKXが欧州市場での事業拡大を進めると発表しました。

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今回の取り組みにより、ユーロ建て取引ペアの強化や無料のユーロ銀行入出金の提供、複数言語対応のカスタマーサポートの拡充、現地通貨表示およびローカル決済手段の導入が予定されています。これにより、EU圏内のユーザーにとってより利便性の高い取引環境が提供される見込みです。

OKXは2025年1月27日にMiCA(Markets in Crypto-Assets)ライセンスを取得しており、これによりEU全域での事業展開が可能になっています。マルタを拠点にこのライセンスを取得したことで、MiCAの「パスポート」制度を活用し、EUにおいて規制に準拠した仮想通貨取引を提供できる体制が整っています。

OKX (EU) CEOのErald Ghoos氏は、欧州市場の重要性を強調しながら「今回の事業拡大はOKXと欧州の仮想通貨コミュニティにとって大きなマイルストーンである」とコメントしています。

今後、MiCA適用下でOKXの市場シェアや取引量がどのように推移するかさらなる動向が注目されます。

記事ソース:OKX

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