ビットコインマイニング企業MARA Holdings(以下:マラソン)は、テキサス州ハンスフォード郡にある風力発電所の買収を完了したと発表しました。この発電所は、240MWのグリッド接続容量と114MWの定格風力発電容量を有しています。

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取得した風力発電所ではマイニング機器ASICを配備し、風力エネルギーを活用する計画です。これによりハードウェアの寿命を延ばし、低コストのマイニングを実現する方針としています。

マラソンのCEOであるFred Thiel氏は「今回の買収は戦略転換の重要なマイルストーンであり、当社の自社発電容量は136MWに達した」とコメント。また、外部電力への依存を減らすことで持続可能性と長期的な価値創造の実現をさらに進める方針を示しています。

米国を拠点とするマイニング市場では電力不足が度々指摘されてきました。また、AIの台頭による施設エリアの不足なども課題としてあがっています。

引き続きマイニング最大手企業であるマラソンの動向に注目が集まります。

記事ソース:MARA Holdings, Inc.

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