仮想通貨XRP(エックスアールピー)を対象とした上場投資商品 (ETP) への先週の資金流入が、ビットコインやイーサリアムを上回ったことが明らかになりました。
CoinSharesの調査によると、先週は仮想通貨ETP全体で8億7600万ドルの資金が流出しており、特にビットコインのETPからは7億5600万ドルと*最大の流出を記録しています。*ビットコインETPは市場規模が大きいため流出額も相対的に大きくなる傾向がある点には注意が必要
先週の仮想通貨ETPにおける資金フロー|画像引用元:CoinShares
このビットコインETPからの流出は主にBlackRock(iShares)やGrayscaleなどのETF(上場投資信託)から発生しました。また、イーサリアムのETPにおいても8920万ドルの流出が確認され、市場全体としては資金流出が顕著になっています。
一方、XRPのETPには560万ドルの資金流入が記録されました。これはビットコインやイーサリアムとは対照的に、投資家がXRPに関心を示していることを示唆しています。
XRPは先月、GrayscaleやBitwise、21Sharesなどが提出していた現物型ETFの申請が米証券取引委員会(SEC)によって承認され、すでに審査プロセスが開始されています。ブルームバーグのETFアナリストは、このXRP現物型ETFの承認確率を約65%と予測しているとのことです。
さらに、ドナルド・トランプ大統領による仮想通貨戦略準備金案でXRPが名指しで言及されるなど、米国内でのXRPに対する注目度が高まっていることが窺えます。
記事ソース:CoinShares
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