リップル社のCTO、David Schwartz氏が、ゼロ知識証明(ZK proofs)がブロックチェーン技術に大きな変革をもたらす可能性を示唆し、注目されています。

Schwartz氏は以前、リップル(XRP)を用いた低コストなプライベート台帳の構想を示していました。最近、同氏はZK証明の進展がこの構想を「より実用的かつ安全にし、レイヤー1に近いセキュリティと分散化を実現できる」と述べ、将来的なユースケースの登場に期待を示しました。

ゼロ知識証明は、情報を明かさずに真実性を証明できる暗号技術で、プライバシーを保護した取引への応用が期待されます。Schwartz氏の見解は、ZK証明がプライベート取引システムとパブリックチェーンの橋渡しをする可能性を示しています。

イーサリアム(ETH)の共同創設者であるVitalik Buterin氏も、ZK証明をプライバシー保護の鍵と見ています。同氏は自身のブログで、ZK証明がデータアクセスをきめ細かく制御できるとし、特にZK-SNARKsのような技術が個人の身元を保護しつつ信頼性を示せるとして、その可能性に言及しています。


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