日本の投資会社メタプラネットは12日、新たに約1億2670万ドル相当のビットコイン(BTC)を購入したと発表しました。これにより同社のビットコイン総保有量は中米エルサルバドルの国家保有量を上回り、市場の注目を集めています。
メタプラネットは12日、1,241 BTCを平均取得単価102,119ドル、総額約1億2670万ドルで追加購入したことを明らかにしました。これにより同社のビットコイン総保有量は6,796 BTCとなり、現在の市場価格(約104,000ドル / BTCで計算)で評価額は約7億670万ドルに達します。
同社のサイモン・ゲロビッチCEOはSNSへの投稿で「メタプラネットはエルサルバドルより多くのビットコインを保有した。国家に匹敵する規模へ、まだ始まったばかりだ」とコメント。エルサルバドルの現在の公式ビットコイン保有量は6,174 BTCとされています。
メタプラネットのビットコイン準備金戦略|市場は好感
メタプラネットは2024年4月から暗号資産戦略の一環としてビットコインの購入を継続しており、2025年末までに10,000 BTCの保有を目標に掲げています。購入資金は主に債券発行によって調達しており、先週末の9日にも14回目となる約2125万ドルの普通社債発行を発表したばかりです。
調査サイトBitcointreasuries.netによると、メタプラネットはアジアの上場企業としては最大のビットコイン保有量を誇り、世界ランキングでも11位につけています。
このニュースを受け、12日の東京株式市場(取引中)でメタプラネットの株価は一時3.82%上昇するなど、市場は同社の積極的なビットコイン投資戦略を好感している模様です。
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