株式会社メタプラネットは2025年6月30日、ビットコイントレジャリー事業の一環として新たに1,005ビットコイン(BTC)を追加購入したことを発表しました。これにより、同社のビットコイン総保有枚数は13,350BTC、取得総額は約1913億円に達しました。
今回の追加購入における平均購入価格は1BTCあたり約1557万円で、購入総額は156億4800万円です。同社はビットコインの蓄積を主要な事業戦略と位置づけており、新株予約権や普通社債の発行を通じて積極的に資金を調達しビットコインの購入を継続しています。
同社はこのビットコイン取得戦略のパフォーマンスを評価するため、独自の経営指標(KPI)を採用しています。主要な指標である「BTCイールド」は、株式の希薄化を考慮した1株当たりのビットコイン保有量が前の期間と比較してどれだけ増加したかを示す変化率です。2025年4月1日から6月30日までのBTCイールドは129.4%となっています。
なおメタプラネットはこれらのKPIについて、伝統的な財務指標ではなくあくまでビットコイン取得戦略の評価に特化した補完的な情報であると説明。投資家に対しては、これらの指標だけでなく東京証券取引所に提出された財務諸表などの開示情報に基づいて投資判断を行うよう求めています。
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