
株式会社メタプラネットの株式を巡り、投資家の田端信太郎氏と同社株を保有する中山氏の間で投資の是非について議論が交わされました。対談では同社のビジネスモデルや資金調達手法、そして保有するビットコイン(BTC)の価値を大幅に上回る時価総額の評価について、両者の見解が鋭く対立しました。
中山氏は同社を「ビットコインを集める屋さん」と表現し、ビットコイン保有量を増やすことで1株当たりのビットコイン価値が向上し、株価上昇につながるとの期待を示しました。同氏はメタプラネットの時価総額が保有するビットコインの価値に対し、約5倍のプレミアムで評価されている傾向を指摘。このプレミアムが維持される前提で株価のさらなる上昇を予測しました。また、新株予約権を用いてビットコインの購入資金を調達するEVO FUNDとのスキームを「素晴らしい」と評価しました。
一方、田端氏はメタプラネットへの投資に複数の厳しい疑問を投げかけました。最大の論点として、保有ビットコイン価値と時価総額との間に生じているプレミアムについて「これは何の価値なのか」とその合理性を問いただしました。このプレミアムは「説明不可能」であり同社よりもむしろ「投資家が悪い」と述べ、市場の評価に強い疑念を示しました。
さらに田端氏はEVO FUNDとの資金調達スキームについても「一般株主とEVO FUNDの利害は対立している」と厳しく批判。この手法は既存株主の価値を希薄化させるだけであり、なぜ銀行融資や通常の公募増資といった手段を取らないのかとその異常性を指摘しました。また、「ビットコインを買いたいなら直接買えばよいではないか」と述べ、メタプラネット株を経由して投資することの非効率性を問題視しました。
両者の議論は平行線を辿り次回、田端氏が他のメタプラネット株主からの反論を募集する形で締めくくられました。
【2025年6月最新】メタプラネットとは?ビットコインより儲かる?株価や将来性、リスクを解説
情報ソース:Youtube
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