イーサリアムのレイヤー2ネットワークであるLineaは、新たなロードマップを発表しました。ネイティブのイーサリアム(ETH)ステーキングプログラムの導入と、独自トークン総供給量の85%をコミュニティに還元する計画です。

新計画ではユーザーがLinea上でETHをステーキングし、メインネットから直接報酬を得られる仕組みを導入します。これは2025年10月までにローンチ予定のブリッジで実現し、利用者はステーキング報酬とDeFiインセンティブの両方を得られます。

年内のトークン生成イベントに先立ち配布計画も公開。総供給量の85%がエコシステム成長に充てられ、そのうち10%が早期ユーザーに、75%がエコシステムファンドを通じて段階的に供給されます。残りの15%は開発元のコンセンシス(Consensys)に割り当てられ5年間ロックされます。

Lineaは独自の「デュアルバーンモデル」も導入します。純取引手数料の20%をETHで支払いバーンすることで、イーサリアムのデフレに貢献します。残りの80%はLINEAトークンのバーンに使い、ネットワーク利用に応じて供給量を減らし価値を高めることを目指します。

エコシステム開発はEigen Labsなどイーサリアムの主要な貢献者で構成される「Lineaコンソーシアム」が管理する基金が支援します。

イーサリアム共同創設者のジョセフ・ルービン氏は「Lineaはイーサリアムと完全な互換性を持ち、経済性も技術と連携させたい」と述べ、長期的なインフラ構築への意欲を示しました。

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