ビットコイン(BTC)への集中投資で知られるストラテジー社が、2025年第2四半期に過去最高となる100億ドルの純利益を計上しました。
この利益額は同期間の金融大手ゴールドマン・サックスの約3倍、バンク・オブ・アメリカをも上回る規模です。この記録的な業績は同社が保有する大量のビットコインの価値が上昇したことによるものです。
暗号資産運用会社ビットワイズの専門家は、この業績を「同社の歴史上、最も収益性の高い四半期」と評価。ストラテジー社は第2四半期末時点で62万8791 BTCを保有しており、その含み益は132億ドル以上に到達。この結果を受け、同社は年末までに含み益200億ドルを目指すという新たな社内目標を設定しています。
好調な決算発表の直後、ストラテジー社は新たな金融商品である「STRC」株の42億ドル規模の追加募集を申請しました。市場の状況を見ながら段階的に売却する計画であり、この資金はさらなるビットコインの購入や事業運営費などに充てられる予定です。
STRCは短期・高利回りの優先株で、投資家に対して当初年率9.00%の月次配当を支払います。この配当率はビットコインの価格などに応じて変動する仕組みとなっており、安定した利回りを提供しつつ株価を一定に保つことを目指しています。
マイケル・セイラー執行会長は、この商品が投資家に安定した利回りとビットコインの価格上昇による利益の両方を提供するものだと強調しています。
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